大学通信教育〜Part2
≪わんこ君、字をおぼえる≫
大学の通信教育というのは「大学か?」と尋ねるならば、法的には大学であろう。
しかし、認知という側面からみれば大学であるとは考えにくい。
それは、試験も無く誰でも入学できるからである。
しかし、大学の本質を考える時には入学試験などというものは無意味であると感じる。
元来、大学とは勉強を受けるものではなく、自ら勉強を受けに行くものだからだ。
いいかえれば、自ら課題を見つけ考える力を養う場所である.。
まぁ、今の教育もそういう流れになってはいるが…
注入主義の教育であってはならない。
大学において単位だけを機械的に取得していき、卒業をしたり資格等を得たりするというのはお門違いである。
しかし、そんな中、俺様は単位さえ取れればよいと考えていた(爆)
通信教育を始めると、テキストと指定のレポート用紙が送られてくる。
そして、テキストを読み、課題に対してレポートを書き上げる。
また、俺様が籍を置いていた大学には試験が年間に8回あり、レポートに対しての試験を自主的に受験する。
その試験に合格し、レポートにも合格しないと単位が認定されない。
その時に俺様の感じた大学生の印象とは「大学生ってすごいんだね♪」というものだった。
正直いって通信教育に籍を置いてみたものの、テキストを開くとめまいがするほど難しく、
内容を理解する以前に字が読めないのである。
まったく、話になりません!
とうぜん、俺様の取った行動は、通信教育の勉強を
放棄!
1ページを読むのに30分も1時間もかかるようなモノに時間を費やしていられない。
わずか、1時間で大学生終了!
F1の直線のTOPスピードのような速さで、テキストを押入れに片付け、
通信教育を受けている事実を記憶から消去することに成功した。
字を学習するのにわざわざ、通信教育を始める必要などないのである。
俺様の最終目標は新聞を電車の中で広げることである。ならば早い話、最初から新聞をとればいい・・・
そこで俺様はどこの新聞がいいとかわからないので、適当な新聞をとることにした。
しかし、新聞をとりはじめたのはいいのであるが、どこを読んでいいのかわからない。
一面を見たところで、字は読めないし、なんのことか、さっぱりわからない。
やはり、新聞はテレビ欄と4コマ漫画コーナーに限ってしまう。
数日後、テレビ欄と4コマ漫画だけ読むのならば、
週間テレビガ●ドとまんがタ●ムズを購入すれば済むということに気がつき、
本気で少しは新聞を読むことを決意した。
人はみな「興味のあるところから読めばいいじゃないか!」というのだが、
何の興味も無いのに読みようがないし、なによりも漢字が読めない。
いまさらだが、字や文の学習がしたければ小中学生用の参考書等を学習すればよいというのがわかるが、
当時の俺様にそのような発想は当然として浮かばない。
また、参考書などで字や文の学習に興味・関心などがわくわけがない。
命よりも大切なお金を無駄にしたくない俺様は、なんとかこの新聞を読みたいと思い、
新聞の「読者の投稿欄」から読むことにしたのである。
いやいや、読むというにはまだ早すぎる。
投稿欄に書かれている漢字の読み方調べから始めたのである。
またまた、ココで問題である。
漢字を調べる手立てが無いのである。
しかし、こんなミサイル級のおバカな俺様でもこれぐらいはわかる!
急いで、コンビニへ行って辞書を購入しに行ったのである。
な・な・な・な・な・ない!
コンビニに辞書が無い!
当然無い。あるわきゃない!
俺様はコンビニへ行けば全てが揃うものだと思っていた(爆)
少し頭をひねり、本屋にあるのではないかと考えてみた。
たかが国語辞書の購入へ辿り着くにも大騒ぎである。
辞書にもそれぞれ特色があるのだろうが、とうぜん俺様にはわからず、
表紙が白でキレイだからという理由で小学館の国語辞典を購入したのである。
家に帰り、早速使ってみることにした。
意味調べは、あいうえお順に並んでいるのでわかるのだが、漢字の調べ方が全くわからない。
おぼろげに漢字には画数があり、そこから読み方を調べられることを思い出し、
辞典巻末の漢字画数表で一画ずつ調べられることを学習した。
(ちなみに漢和辞典の存在を知ったのはそれから半年後でした・・・涙)
毎日、新聞の読者投稿欄の読み方調べをして、調べた漢字はマーカーや赤ペンで塗りつぶしていく。
それは、俺様がお馬鹿なので何度も同じ漢字を繰り返し調べてしまうので、見つけやすいようにするためなのだ!
この時は決して意味までは調べない。
そこまですると新聞が嫌になるので、読み方さえわかればよかったのである。
しかし、人間とは欲深いもの。
しばらくすると、漢字の意味まで知りたくなるのである。
またまた、人間とは不思議な生き物。
こんどは漢字や文章が書きたくなるのである!
とはいったものの、文章など書けるわけがない。何を書いたらよいのかわからない。
漢字の書き取りのつもりで新聞の一部を書き写すことにしたのである。
しかし、どこを書き写そうか・・・
やっぱり、「読者の投稿欄」か?
読者の投稿欄は意外にも新聞の半面を使うほどの量がある。
そこで俺様は社説を書き写すことにした。
社説の内容などはどうでもいい。読み方と、書き写す作業だけに徹したのである。
毎日、これを日課としていくと、最初は良いのだが面倒になっていくもの。
もともと、怠け癖のある俺様は社説を要約し始めたのである。
まぁ、要約といったら大袈裟だが、ことの事実を中心に自分の言葉でまとめていったのである。
そうすると、書く量が減る。
すべて、「ダリ〜ヨォ〜(゚Д゚)」という考えから始まったことである。
しかし、頭を使うので、あっさりと数ヶ月で終了!
まったく、俺様らしい。
嫌なことはすぐに投げ出してしまうのである(苦笑)
ある日、押入れを整理していると梱包されたままになっている通信教育のテキストを発見した。
テキストを開いてみると、
意味はわかんないけど、読める漢字もあるじゃぁ〜ん!
あっ、レポートも書けるかも?
引用ばかりではあるが、とりあえず「体育理論」なんていうレポートを書いて提出してみる!
評価は最低ランクの「C」であったが、かろうじて合格!
できるじゃん!
新聞が役に立ちました(感涙)
「ヤンキーから教師への道」、エンジンぶるぶるで始動!
大学通信教育、一年目取得単位数、7単位!
まだまだ、道は遠いです・・・
この当時は教員免許状が取得できると思っていません。
知らずに勉強していました(爆)
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