転換期〜Part3(信用ないのね)



そうこうしているうちに、俺様も二十歳になり、今は運送業をしながら食べていってる。
もう、二年にもなり俺様の中では、一生これで食べていこうと思っている。
(厳密にいうと、それしかご飯の食べ方を知らない)

小学校の卒業文集に書いた将来の夢である「小学校の先生」は
いったい、どこにいったことやら(笑泣)

仕方がない。字も知らないし、第一に「先生」になる方法がわからない。
この頃には、人に笑われるのにも慣れ、悔しいと思う感情もなくなってしまっていた。
月並みな言葉だが、愛想笑いだけは異常なほどに上手になっていた。


そんなある日会社で事件があった。
高速道路の回数券が行方不明になったのである。14〜15万の被害だったという。
どうやら、犯人は内部の者の犯行だそうで。

ちなみに会社のカギを持っているのは俺様を含めて数人。
しかし、俺様は疑われるわけがない。
なんといっても、この営業所では一番の古株であり、カギを誰よりも前から持っているのだから。
上司でさえ半年ほど前に赴任してきたのである。

当然、俺様は上司から見て信頼のある人間だと勝手に思い込んでいた。
ところが、仕事の帰り際に上司が俺様に話があるという。
まぁ俺様ぐらいのかぶきものになると上司であっても、相談事の一つや二つはもち掛けてくるであろう。

ところが・・・

上司:「事は大げさにしないから正直に言って欲しい、会社をやめろなんて言わないから」

えっ?俺様が疑われているの?なぜ?どうして?
がんばってきたのに・・・、今まで積み上げてきたものは?


わんこ:「いくらですか?」
上司:「14,5万ぐらいかな」
わんこ:「わかりました。お支払いいたします」

もう、俺様の居場所がここになかったのは言うまでもない。

俺様には何が足りないのか?
己を否定したくないのは、人間だれしもである。
しかし、特に未熟な俺様は又もや学歴のせいにした。
それは、自然な流れであろう・・・。


みなさま、上司に恵まれなかったら・・・





オー人事、オー人事







スタッフサービスまで。






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